台風対策として窓ガラスにダンボールを外側に貼るには理由があります。貼り方もレクチャー
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日本にいると、台風で悩まされることが多いですよね。
しかも最近は、地球温度化で水蒸気が多くなり、強い台風が増えてきています。
私のマンションの3階の部屋は、雨戸やシャッターがないため、台風のときに物(飛来物)が飛んできて、窓ガラスが割れたことがありました。針金入りの強化ガラスをしていたため、部屋の中にガラスの破片が散らばることはありませんでしたが、しっかりヒビが入りました。
もしダンボールなどで守っていればと思っても、後の祭りです。
台風対策で窓ガラスにダンボールを貼る場合、外側と内側どっち?
窓ガラスにダンボールを貼って台風対策をするのは、昔からやっていた人も多いため、それだけにノウハウもあります。
絶対に外側です。
ちょっと理由を考えたら、分かりますよね。飛来物から窓ガラスを守らないといけないからです。
外側ではなく内側にダンボールを貼ってもガードになりません。
外側に貼っておけば、ダンボールがクッションになって窓ガラスの破損を防止できます。
ツイッターでもツイートされている方が多いです。
おはよ?('、3_ヽ)_早朝から起きて台風対策
— 青木志貴?? (@eerieXeery) October 12, 2019
リビングの窓大きいからダンボールはるのめっちゃ大変やった!
寝室も同じようにダンボールはったし配信部屋とか他の部屋は窓がないから窓はこれで終わり
飲み水はウォーターサーバー40?ぐらいあるから大丈夫だし、食べ物も缶詰の他諸々??
猫だけは死守! pic.twitter.com/KtJ3liabGq
台風対策でダンボール貼ったビジュアルが文化祭のお化け屋敷だし店内にリアル化け物もいる店 pic.twitter.com/ERD4yx04ZR
— うゆゆ (@uyuyutter) October 11, 2019
なお、窓ガラスのガードは、100均のカラーボードやべニア板でも代用できます。
台風対策として窓ガラスにダンボールを外側に貼る方法は?
窓に、ダンボールを貼る方法は以下の通りです。
- 養生テープまたは布テープ、カッターを用意します。
- 網戸がある場合は外します。
- ダンボールを窓ガラスの大きさに切ります。窓枠は含まない大きさです。
- 切ったダンボールを窓ガラスにセットし、養生テープで貼ります。養生テープは、後で剥がしやすくするために窓枠に貼ります。
これだけです。
できるだけ、ダンボールと窓ガラスに隙間がないようにしてください。隙間があると、雨や風が入ってダンボールが剥がれる恐れがあります。
台風の威力に耐えられるように、しっかり貼ることが大切ですね。
台風対策でダンボールを窓ガラスの内側に貼るケースもある
台風対策でダンボールを貼るときは、窓の外側に貼るのが基本です。
しかし以下の場合は、内側に貼った方が良いでしょう(両方貼ると、確実ですが)。
見栄えを気にする場合です。
特に店舗経営をやっている方は、外観が気になりますよね。もし美容院や飲食店などで、ダンボールが外側に貼っていたらどうでしょうか? 「台風対策をやっているんだなァ」と納得するお客様もいるでしょうが、大抵はお店に入ろうとはしないはずです。
でも、万が一窓ガラスが割れて、店内にガラスの破片が四散したら危険です。そんなときは、ダンボールを内側に貼りましょう。
内側でも、「ダンボールはちょっと」と思われる方は、飛散防止フィルムがあります。
フィルムだったら、見栄えも悪くないです。
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なお、窓ガラスの飛散防止には、ダンボールを使わずに「米」の字状または「X」マークに養生テープを貼ることもあります。簡易的に処理をしたい場合におすすめです。
ダンボールを窓に貼るテープの選び方
台風対策として窓ガラスを貼るとき、養生テープまたは布製のガムテープをおすすめしました。
ベストなのは、養生テープです。「ようじょうテープ」と読みます。
養生テープは、使い終わったら剥がすことを前提に作られているため、跡が残りにくいのが特長です。逆に紙のガムテープは絶対に避けないといけません。台風が去って剥がしたときに跡が残って後処理が大変になります。
特に入手困難以外は、養生テープを用意しましょう。
アマゾンなどで簡単に手に入ります。
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台風対策でダンボールを窓ガラスに貼るべきか否かの判断は、風速で!
台風対策で、毎回窓ガラスにダンボールを貼るのは面倒ですよね。
しかし、台風は1回で終わるとは限りません。場合によって、2階から5回発生してやってきます。
そのたびにダンボールで台風対策をするのは、ちょっと手間ではないでしょうか?
そこで、風速を目安にして処理するかどうかを決めると良いと思います。風速は、台風関連のニュースや天気予報を視聴すると、「台風〇号は、風速〇まるメートルで......」と情報を出しているので、聞き逃さないように注意してください。
窓ガラスをガードした方が良い風速は、33m/s(64ノット)以上の場合です。
窓ガラスは、瞬間風速48m/sぐらまでは耐えられるように設計されているようですが、飛来物のリスクを考えておかないといけません。
風速が33m/s以上の場合は、ダンボールで窓側ガラスの外側をがっちりガードした方が良いと思います。
100%大丈夫だという保証はできないので、不安な方は30m/sでも処理してください。
なお、今までの最大瞬間風速は、昭和41年(1966年)9月5日に沖縄・宮古島で起こった85.3m、または昭和36年(1961年)9月16日に高知・室戸岬での84.5mだと言われています。
想像しただけで怖いですよね。
まとめ
台風対策で窓をダンボールでガードするには、外側の方が良いです。ダンボールを窓ガラスのサイズに切って、養生テープを使ってしっかり窓枠に固定します。
見栄えを気にされる方は、ダンボールを内側に貼りましょう。
窓ガラスが割れますが、飛散することを防止できます。
台風対策は、窓ガラス以外にも、浸水対策や植木鉢対策、停電対策、断水対策などいろいろあります。
備えあれば患いなしです。